昨冬、旭山動物園に行くために滑り止めとして荒縄がいいと聞き、友人に頼んでわけてもらいました。

 結局、自己流では縄を綯うことが出来ず、大量のワラが残りました。

 ところが先日遊びにきた母がこのワラを見つけ

 「これ、いいワラやねぇ」

 と、さくさくっと見事な縄を綯っていきます。

 で、せっかくなので、母に教わって私も縄を綯ってみました。

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 無様な仕上がりですが、なんとかできました。

 昔の人は何でも自分の手で作っていたんですね、偉いです!

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 その時母が

 「干し柿なんかを吊るすときにはゆるめに綯うとええんやで」

 干し柿ねぇ・・・そんなものを吊るすときがくるとは思えないなぁ。

 しかし、母には昔っから不思議な能力があって、少し先がわかるのです。

 その1週間後、ワラをくれた友人から

 「吊るし柿用の柿、要らない?」

 おぉ~、これは神の思し召しか、せっかくなので干し柿作りにも挑戦しました。

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 たくさんあるんで皮剥きも一仕事です。

 剥いた柿はヘタのところで縄に挟み込みます・・・ところがヘタが短すぎてどうも不安定です。

 しようがないので梱包用の紐で結んで洗濯小物干しに吊るしてみました。

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 友人が

 「縄に吊るすとよく白い粉が吹くらしいよ」

 ?、ほんなかいな。

 ネットで調べたら他にもそんな説がありました。

 ワラについている納豆菌や枯草菌の作用でしょうか。

 本当にワラの力はすごいですね。

 さて干し柿作りにはまだまだ早いようですが、どうなることやら。